メタボ対策のためには、内臓脂肪が一定量以上に増えないよう保つことが必要なのですね!!
つまりダイエットをすればいいのです。
内臓脂肪を減らすダイエットを成功させるのは、「摂取エネルギー」よりも「消費エネルギー」が多い生活を続けていれば自然に減っていきます。
ここでは、運動や日常生活の中で簡単に「消費エネルギー」を増やす工夫を考えてみます。
脂肪燃焼のためには、有酸素運動が一番効果的です。
有酸素運動にはジョギングや水泳などもありますが、お手軽なのがウォーキングです。
ウォーキングなら、主婦やサラリーマンでも空いた時間を見つけて簡単に取り組めます。
メタボリックシンドロームの運動療法
- ウォーキング(有酸素運動)
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・1日30分以上を目標に(分割しても大丈夫)
・1日1万歩をめざして
・正しい姿勢を保つ(背筋を伸ばす、あごを引く)
・軽快な服装や靴を準備
- 日常生活でも運動不足解消
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・ひと駅手前から歩いて通勤通学
・なるべく階段を利用する(エレベータ、エスカレータの工夫)
・空いた時間にはストレッチやウォーキング
内臓脂肪が溜まりやすいリンゴ型肥満の方には、特にウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼を促し、メタボ対策に大変有効です。さらに、ダイエットにもなりますので、おなか回りや下半身太りを気にされている方には、打ってつけの運動です。
皮下脂肪が溜まりやすい洋なし型肥満の方には、ウォーキングの前にストレッチやスクワットなどの無酸素運動を組み合わせると、より脂肪燃焼効果が上がり、メタボ予防に効果的です。
普段からちょっとした工夫で体を動かすことは出来ます。億劫がらず、出来ることからメタボ対策に運動療法を始められてはいかがでしょう。
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