メタボ対策には、内臓脂肪を減らすことが大切です。
(参照:メタボリックシンドロームが内臓脂肪症候群といわれるのは)
ダイエット経験のある方は、脂肪を落とすのは大変だと敬遠される方もおられると思います。しかし、皮下脂肪と違って内臓脂肪は溜まりやすいですが、落ちやすい脂肪でもあるのです。ですから、簡単な食事の工夫で内臓脂肪を減らすことが出来るのです。
脂肪が溜まってしまう原因は、「摂取エネルギー」が「消費エネルギー」よりも多いという至って当たり前なことが理由なのです。
ですから、食事内容、食事の取り方などの日常生活を見直すことで内臓脂肪をへらせるのです。
ここでは、体に入ってくるエネルギー「摂取エネルギー」である食事を工夫して内臓脂肪の減少に取り組んでみましょう。
メタボリックシンドロームの食事療法
- 食事の取り方(日常の工夫)
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・よくかんで食べる(唾液は消化液)
・腹八分目(食べ過ぎに注意)
・早食い、まとめ食いはダメ
・食事を規則正しく取る
・就寝前の食事は控える
・アルコールもエネルギーなので控えめに
日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本、
ワインならグラス2杯までが一日の目安
- 外食するときの注意
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・なるべく定食を食べる(バランスのとれた食事)
・メニューにエネルギーを表示しているお店を選ぶ
・カロリーを意識した総菜選び
リンゴ型肥満の方は、糖質が溜まりやすい体質ですので、穀物や糖分を控えめにすることがメタボ対策になります。メタボリックシンドロームになりやすい体質ですので食事にも注意してください。
洋なし型肥満の方は、脂肪分を控えることがメタボ対策になります。内臓脂肪よりも皮下脂肪が溜まりやすい体質ですので、メタボリックシンドロームにはなりにくいですが、好きなものばかり食べていると、メタボになる危険性があります。
好きなものを控えるのは大変ですが、ご自分の食習慣を一度見直されてはいかがでしょう。
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