マーケティング調査会社のインテージがインターネットで調査したところによると、女性はロハスに高い関心を持っておられる方が多いという結果が出ました。

調査の対象は、２０歳～５９歳までの男女で男性２１４名、女性２３１名（合計４４５名）から回答を得ました。
アンケートに対する回答内容で回答者をロハス意識の高い方とそうでない方に分けたところ、ロハス意識の高い高ロハス層は２５．６％ありました。ところが、男女別に見ると女性が３２．９％なのに対し男性は１７．８％しかおられませんでした。

男性にはもう少し意識を高めていただきたいところですが、健康や環境という身近な問題に対しては女性の方が敏感なんでしょうね。

高ロハス層は少々価格が高くても環境優先

調査では、ロハス（健康や環境）以外の項目に対しても質問しています。
おもしろいのは、高ロハス層は社会的貢献意欲も高いということです。例えば、「ボランティア活動」に積極的に取り組みたいと回答したのは、高ロハス層では、４８．２％もあるのに、それ以外では１４．８％しかありませんでした。

商品購入に対しても、高ロハス層はそれ以外の人たちと違う意識があります。
環境にやさしかったり、地球温暖化防止に役立つ商品があるとき、通常商品と比べて何割アップまでなら購入するかを聞いたところ、高ロハス層の方は１割程度なら購入するが３１．６％、２割程度でも購入するが２０．２％もおられます。
それに対し、高ロハス層以外では同程度の価格であれば買うが４０．３％と最も多かったのです。

最近の研究で、地球温暖化のスピードが加速していると発表されました。人間の意識が環境優先にならないと、温暖化は止まらないのではないでしょうか。
一人でも多くの方に高ロハス層の意識をもってもらいたいですね。