省エネな移動手段

年金生活者でも現代生活を送るからには、何らかの移動手段は必要です(笑)
ロハスな生活に最もふさわしい移動手段を考えます。
あなたなら何を選びますか?

燃料消費比較

乗り物別エネルギー消費量比較
(参照:環境省

左の図は、乗り物別のエネルギー消費量を比較したものです。比較の単位は(Kcal/人キロ)です、これは一人の人間を1Km運ぶのに消費されるエネルギー量を比較したものです。
最も効率が悪いのが自家用車、実際には5人乗りの車にせいぜい一人か二人しか乗っていないことが多いので、本当はもっと効率が悪いと思うのですが...
次は飛行機、これも機体が大きい割には運べる人数が少なく、消費量は多めですね。
比較的エネルギー消費量が少ないのが鉄道とバスです。一度にたくさんの人を運べるのが効率の良い決め手でしょうか。

上に示した乗り物別のエネルギー消費量はあくまで平均的な数字なので、各種条件によっては同じ数字にはなりません。
たとえば、満員の通勤電車とガラガラの電車では効率は全く違います。さらに、軽自動車に4人乗っている場合と、燃費の悪い外車に一人で乗っている場合では同じ自家用車でもエネルギー効率は数倍の開きがあるということです。
ヨーロッパでは、一人しか乗っていない自家用車は市内乗り入れ禁止制度を作っている町もあるとか、日本でもある程度思い切った政策を打ち出す必要があるかもしれませんね。

自転車の魅力

自転車

前章の燃料消費比較の乗り物別のエネルギー消費量比較グラフには乗っていないのですが、もっと効率の良い乗り物があります。

それは自転車です。

自転車のエネルギー消費量は自動車と比較すると130分の1という数字があります。これは、動かす動力と移動できる距離の関係から導き出された数字です。 もちろん、自転車の動力は人間ですのでガソリンや電力は消費しません、化石燃料消費量で考えると自転車は消費量ゼロということになります。

化石燃料を消費しないということは、CO2排出量も0(ゼロ)ということです。ロハス生活にはふさわしい移動手段です。自転車がロハス流生活にふさわしいのはこれだけではありません。
自転車のメリット、デメリットを考えます

ロハス流自転車のメリット

省エネ、排ガスゼロ
動力は人間なので化石燃料を消費しません。CO2をはじめ地球温暖化原因物質は一切発生しません。人力はまさに究極のロハス流動力源です(失礼)
健康
現代人は運動不足が常、自転車に乗ってぜい肉を減らし、さらに健康も手に入れられます。
低価格
海外から低価格の自転車が輸入されているせいか、非常に低価格で自転車が入手でき、経済的にもロハスです。

ロハス流自転車のデメリット

放置自転車
自転車の便利さが広く認知されたせいか、駅や繁華街に放置自転車が溢れています。原因は色々考えられますが、行政の無策で自転車置き場がほとんど無いことも大きな理由でしょう。
マナー・事故
免許なしで乗れる手軽さが自転車の魅力の一つですが、マナーや道路交通法を守らない人が多く、自転車による死亡事故も増えています。
雨天
晴れた日は気持ちのいい自転車ですが、雨の日はレインコートを着るか、すぶ濡れで走るしかなく。かなり条件は悪くなります。

長距離移動の時は

飛行機 新幹線
(参照:EyesPic

さすがに数十キロ以上離れた場所に移動するには、徒歩や自転車などの人力だけでは無理があります。
こういう場合は、公共交通機関(電車、バス、飛行機)などを利用する必要があります。さて、このときあなたは、どのように移動手段を決めますか?
一般には、「早く行ける」、「値段が安い」、「自宅から便利」などで決めますが、CO2の排出量が少ない交通手段を選ぶという考え方もあります。

それも、手軽に経路別にCO2の排出量計算を計算してくれるツールがあるのです。
だまされたと思って、一度下のツールを使ってください。意外な二酸化炭素消費量がわかります。


CO2駅すぱあと

出発地と目的地を入力すると最速交通手段や最低価格交通手段を教えてくれる「駅すぱあと」はご存じだと思います。 あの「駅すぱあと」にCO2排出量計算機能が加わった「CO2駅すぱあと」がオンラインサービスとして提供されています。

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