氷河の減少が加速(UNEP発表)

減少した氷河の写真

産業革命以降、人間の経済活動や森林破壊で地球温暖化が加速度的に進んでいます。
最近、UNEP(国連環境計画)は2000年から2005年にかけての5年間で、氷河の減少が80年代の3倍にも達すると公表しました。

実際に氷河の観測を続けているのは、スイス・チューリヒに本部を置く「世界氷河モニタリングサービス」(WGMS)で、世界各地9山脈、約30カ所におよぶ氷河を定期的に観測しています。
「世界氷河モニタリングサービス」(WGMS)の2000-2005年の観測報告によると

・年平均60センチの氷河減少
・氷河の減少スピードは80年代の3倍
・氷河の減少スピードは90年代の1.6倍
・2004年の氷河の厚さは前年比-72.5センチ
・2005年の氷河の厚さは前年比-62.5センチ

残念ながら、氷河の減少スピードは加速度的に増加しているようです。

2007年の冬も日本では暖冬傾向が続いています。映画「不都合な真実」でも訴えている地球温暖化はいよいよ差し迫った問題になってきています。

記事参照

氷河減少
ロハス流年金生活 氷河減少を考察

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