ジョージア飲んでカーボンオフセット

洞爺湖サミットでは具体的環境対策の合意は出来ませんでした。国の指導者には地球の未来は託せない!?それでは民間レベルで地球温暖化対策に乗り出そうとNGOはじめ、環境対策に力を入れている企業があります。
地球温暖化防止取り組みの一つ、コカコーラとローソンが始めた「飲んでエコ」プロジェクトを紹介します。

飲んでエコとは 消費者がCO2オフセットに参加

飲んでエコ対象商品 ジョージア グリーンプラネット カフェオレ
飲んでエコ対象商品 ジョージア グリーンプラネット カフェオレとリアルスパーク
ジョージア グリーンプラネットカフェオレ

「飲んでエコ」とは、コカコーラとローソンが共同で始めた地球温暖化防止プログラムで、対象商品の「ジョージア グリーンプラネット カフェオレ」と「リアルスパーク」を購入すると1本当たり1KgのCO2排出権を取得し、CO2をオフセット(相殺)することが出来るというものです。

環境省は温暖化対策キャンペーン「チームマイナス6%」の一環として、「1人1日1kgのCO2削減」という二酸化炭素削減目標を掲げています。
(参照:CO2ダイエット宣言で割引クーポン

「飲んでエコ」プロジェクトで1本当たり1KgのCO2排出権取得と決めたのもそんな政府の方針に合わせたのでしょう。しかし、CO2 1kgという量は決して少なくありません。日本人一人が1日に排出する二酸化炭素の量は平均して約6kgと言われています。「飲んでエコ」商品を買うと1日排出量の1/6が相殺出来るのはかなり意欲的な数字です。

カーボンオフセットで、二酸化炭素排出の帳尻合わせ

飲んでエコのCO2オフセットのしくみ
飲んでエコのCO2オフセットのしくみ パタゴニア地方の風力発電(右写真)

商品を買って地球温暖化対策になると言われても、ピンと来ません。そう、カーボンオフセットの仕組みはちょっとややこしいです。そこで、簡単にカーボンオフセットとは何かを説明します。

人間は生活や経済活動などで二酸化炭素(CO2)などの地球温暖化物質を排出してしまいます。そこで、温室効果ガスを減らすため「植林」「森林保護」「クリーンエネルギー事業」などを別の場所を実施することで、排出した温室効果ガスをオフセット(相殺)しようというのがカーボンオフセットの考え方です。

二酸化炭素などの温室効果ガスをオフセット(相殺)するには次のような方法があります。

CO2(二酸化炭素)固定による直接的オフセット
植林などを実施し、直接二酸化炭素(CO2)の固定化(CO2の植物への吸収)事業を行う。また新技術を利用した二酸化炭素固定化技術もこれに当たる。
CO2(二酸化炭素)削減による間接的オフセット
発展途上国などの温室効果ガス排出量が多い設備を先進国の削減技術を活用して二酸化炭素などの排出量を削減し、減らした分をオフセットとして活用する。
飲んでエコ 地球温暖化防止

コカコーラとローソンが実施している「飲んでエコ」プロジェクトは、間接的オフセットを利用してカーボンオフセット事業に取り組んでいます。
間接的に二酸化炭素を減らしているのは、アルゼンチンのパタゴニア地方にある風力発電事業です。従来天然ガスで発電していた電力を風力発電に代え、年間26,928トンのCO2を削減しています。

コカコーラとローソンの「飲んでエコ」は一般消費者がカーボンオフセットに参加できる意欲的なプロジェクトですが、少し気になるところはあります。本来カーボンオフセットでは、該当する事業が排出する温室効果ガスの量を明確化しなければなりません。その上でどうしても削減できない量をオフセットとして買い取ったり、自前でCO2固定化するというのが本来の姿です。
残念ながら、「飲んでエコ」プロジェクトのサイトでは、対象商品の「ジョージアグリーンプラネットカフェオレ」や「リアルスパーク」の製造段階、輸送段階で排出される二酸化炭素(CO2)には言及していません。今後の情報開示を望みたいですね!!

関連情報リンク

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