カップヌードルが紙容器(ECOカップ)に

手軽な国民食となった日清カップヌードルは2008年で発売37年目を迎えます。
日清はカップヌードル全9品目(レギュラーサイズ)を紙容器「ECOカップ」に変更しました。カップヌードルの容器が紙に変わり、何が良くなるのでしょうか。以前発売されていたプラスチックカップと比較しながら検証します。

ECOカップ(紙容器)に変わったカップヌードル

カップヌードル ECOカップ比較
カップヌードル ECOカップ[紙容器](左)と旧プラスチックカップ(右)

紙容器(ECOカップ)のカップヌードルを手にとって始めに感じたのは、何が変わったのか判らなかったことです。容器が紙に変わったよと言わないと変化に気づかないユーザーが多いのではないでしょうか。
私が気づいたのは、容器の側面のJASマークの上の「紙」カップ表示でした。旧プラスチックカップでは「プラ」と表示されています。

日清がカップヌードルをECOカップ(紙容器)に変えた目的には、次のねらいがあります。

カップヌードル アレルギー物質表示
アレルギー物質表示
環境保護対策
石油が原料のプラスチックカップから、植物が原料の紙容器に変更することで、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の排出量を減らすことが主目的です。
(参照:二酸化炭素増加
アレルギー物質表示
ECOカップに変わって原料に使われているアレルギー物質が表示されるようになりました。紙容器のもう一つのメリットは、印刷が見やすいことです。写真では見づらいですが、実際にはクッキリ印刷されています。
密閉性向上
日清の説明ではプラスチック容器に比べて、紙容器の方が密封度が高いそうです。カップヌードルの鮮度を保つためもECOカップは貢献しているようです。

カップヌードル 新CMには木村拓哉が登場

カップヌードルがECOカップ(紙容器)に変わったことをアピールするため、日清はCMにも力を入れています。自らもカップヌードルのファンだという木村拓哉を迎え、地球にやさしいカップヌードルを強調するため、4m四方の巨大な地球パネルの前で木村拓哉がおいしそうにカップヌードルを食べる名演技が光ります。

カップヌードルの新CMで木村拓哉のしゃべりが妙に真に迫っています。実は、これは木村拓哉のアドリブだそうです。木村拓也はCMの制作意図をくみ取って、拓也本人が自分の言葉でしゃべっているそうです。さすがに演技派拓也の本領発揮というところです。

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