マイカー共済とは:
マイカー共済の掛け金は安い

ブタの貯金箱

マイカー共済の掛け金は同じ補償内容だと損害保険会社の自動車保険よりも格安になるといわれています。ところが、最近損害保険会社にも強力なライバルが現れました。それは、通信販売で保険を販売する「ダイレクト通信販売」業者の出現です。「ダイレクト通信販売」の業者は主に外資系が多いですが、これらライバルに対抗すべく国内損害保険会社も遅ればせながら、価格改定に動いています。
果たして本当に「マイカー共済」の掛け金は安くなるのでしょうか、マイカー共済が安くなる根拠を考えてみます。

マイカー共済と自動車保険のしくみの違い

民間企業と協同組合の差
損害保険会社は民間企業です。もちろん、保険業法という根拠法によって厳しい審査はありますが、利益を追求する企業に違いはありません。それに対し、「全労済」や「JA共済」は労働者や農家を構成員にした協同組合で、会員相互の利益を得るための組織で、組織そのものの利益は追求していません。
この根本的な違いが、商品である「マイカー共済」と「自動車保険」の掛け金の違いに反映し、マイカー共済が格安保険と言われるほどお得な自動車事故補償制度なのです。
(参照:格安自動車保険を紹介
自動車保険の等級(割引)が違う
自動車保険には、何年も事故を起こさずに運転していると、保険料が安くなる「自動車保険の等級」という考え方があります。一般的には、毎年1等級ずつ等級が上がり割引率が上がっていきます。
損害保険会社の「自動車保険」ではノンフリート等級として1等級から20等級(60%割引)まであります。それに対し、「全労済」の「マイカー共済」では1等級から22等級(64%割引)まであります。長く無事故を続けておられる優良ドライバーには「マイカー共済」は低価格で充実した補償が得られます。
補償内容はほぼ同じ
以前、マイカー共済は掛け金は安いけれども、補償内容が損害保険会社の「自動車保険」よりも劣っていると言われていました。
しかし、全労済のマイカー共済は制度改訂を行い、車両保険や人身傷害補償も付帯できるようになりました。現在では事故に対する補償内容は損害保険会社の「自動車保険」と遜色ないものになりました。

実際に自動車保険の掛け金を各社のホームページなどで比べてみましょう。
ただ、自動車保険のシュミレーションはけっこう手間がかかります。最近はリスク細分型保険が主流になってきており、かなり細かい条件を入力しないと正確な保険金(掛け金)がわかりません。
条件は(年齢/性別/運転歴/使用目的/使用状況(年間走行距離など)/車種/安全装備(エアバッグ・ABS・衝突安全ボディなど)/所有台数/地域)の9つの条件まで含めることがあります。

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