FRB利上げ中止で今後の為替相場は
各国通貨の金利差が為替相場に与える役割を改めて考えてみました。
下のグラフはドル・ユーロ間の為替相場と3ヶ月ものの金利差を表したものです。
上のグラフを見ると、細かい動きを別にすると2004年後半から2005年前半にかけてのドル相場の上昇はドル・ユーロ間金利差が多分に影響していると考えられます。
この動きを見ると、2006年8月のFRBのFF金利据え置きにより今後のドル・ユーロ間金利差が縮小方向に動くと思われるので、長期的にはドル安方向に動く可能性が高まるように見えます。
しかし、為替相場はそう単純なものではありません。
為替相場の変動要因は
- 金利差
- ファンダメンタルズ
- 受給バランス
- 通貨政策
など多くの要素が絡まっています。
しかし、金利差は為替相場にとって大きなバイアスであることは確かです。FRBが金利引き上げを方向転換させた以上、これまでとは違った米ドルの動きになるのは確かでしょう。