ファンダメンタルズが為替の基本

為替相場は様々な要因によって変動しますが、基本的には二国間(通貨ペア)のファンダメンタルズによって決まります。ファンダメンタルズとはその国の経済基盤の強さを示す言葉ですがいろいろな経済指標の集大成のようなものです。
例えば景気について検討します。景気がよいと資金が集まり、資金が集まると株価が上がり、景気の好循環が始まり、投資も活発化してきます。その国に投資するためにはその国の通貨が必要になるので通貨も高くなるというわけです。
金利面で考えると、二国間の金利差が開くとより金利の高い通貨に資金が移動します、これが金利の高い通貨が買われる要因です。
物価については、通貨を弱める方向に働きます。例えば、同じものを買うのに物価が上がると通貨をたくさん出さないと買えなくなります。これはその通貨の購買力が下がると言うことです。購買力が下がった通貨は売られやすくなります。
二国間の為替が今後どの方向に動くかを考えるとき、まず基本は二国間のファンダメンタルズを比較検討することです。特に景気、物価、金利を比較検討してください。

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