しみ解消に飲み薬トランシーノが効果
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しみで悩んでおられる方で、自分のしみの種類を正しく認識できておられる方は少ないです。
しみには老人性色素斑、肝斑、色素沈着、そばかすなどの種類があります。
（しみの種類による消し方参照）
しみの中でも、30代から40代の女性に多いのが肝斑（かんばん）です。肝斑は他のしみとは明らかに違う特徴があります。もし、次の「肝斑の特徴」に該当項目が多いなら肝斑によるしみの可能性が高いです。
肝斑の特徴
- 30歳～50歳の女性に多く見られる
- ほお骨からこめかみにかけて左右対称に現れる
- しみのかたちは不規則
- 季節によってしみの濃さが変わる
- 目のまわりにはしみがない
- 妊娠経験あり、またはピルを飲んだことがある
- 紫外線対策してもしみが薄くならない
- マッサージは入念に行うタイプ
上記のようなしみの特徴に該当する数が多い方は肝斑によるしみかもしれません。
しかし、安心してください。肝斑解消に効果のある飲み薬が市販されているのです！！
三共製薬が開発した「トランシーノ」という飲み薬です。しみ治療というと化粧品やレーザー治療が思い浮かびますが、市販の飲み薬でしみが解消できるならありがたいですね。
トランシーノが肝斑解消に効果がある仕組みは次のように説明されています。
トランシーノがしみ（肝斑）を消す仕組み
トランシーノが肝斑を解消（しみ解消のしくみ）
- トラネキサム酸がメラニンをブロック
- トランシーノの主成分であるトラネキサム酸は、しみ（肝斑）の原因であるメラニンの生成段階で強力にブロックする作用があります。 しみは紫外線などの影響でメラノサイト活性因子プラスミンが作用してメラニンを異常生成することで発生します。このプラスミンの働きを阻害するのがトラネキサム酸なのです。
- L-シスチンがメラノサイトに作用
- トランシーノに配合されているL-シスチンは、メラノサイトが産製するチロシンのメラニン生成作用を強力にブロックします。さらにL-シスチンには皮膚の新陳代謝を促進する作用や、メラニンが皮膚に沈着しにくくする働きもあります。
- ビタミンCで効果補強
- トランシーノには美肌に有効なビタミンCも配合されています。ビタミンCはL-シスチンと同じくチロシンのメラニン生成を阻害し、メラニン色素が生成されにくくします。さらにメラニン色素そのものの褪色作用もあります。
しみを消すのに効果があり「トランシーノ」の主成分であるトラネキサム酸、どこかで聴いたことはありませんか。
そう、トラネキサム酸はノドの炎症を抑える薬として風邪薬にもよく使われている薬品です。トラネキサム酸にしみ（肝斑）を消す効果があることをどうして気づいたんでしょう。実は偶然の発見だったんです。
風邪薬として処方したトラネキサム酸を飲んだ患者さんが、しみが薄くなったことを発見したんです。そのことが皮膚科の先生方にも認められ、現在では肝斑治療薬として皮膚科でも処方されるお薬となっているのです。
「トランシーノ」は、皮膚科の医師が処方する実績のある薬だったんですね。