火災保険料払いすぎていませんか

年金生活者でも住宅に住んでいる限り、火災保険などに入る必要がありますね。保険の不払いなど何かと不祥事の多い保険会社ですがこの火災保険に関しても、新たに保険加入者軽視の事件が起こっています。

2×4住宅で火災保険料取りすぎ

火災保険
火災保険料をチェック

2×4住宅(ツーバイフォー住宅)にお住みの方は保険料を払いすぎていませんか?
本来は従来の木造構造よりも耐火ボードなどで燃えにくく設計されたツーバイフォー住宅は、割安な火災保険料が適用されるはずですが、一般の木造工法で作られた住宅と同じ保険料を適用していた事例が多数見つかったのです。
この火災保険料の取りすぎ問題は、東京海上日動のほかに、三井住友海上火災保険、損保ジャパン、あいおい損害保険、日本興亜損害保険など大手損保5社すべてで見つかっています。

ツーバイフォー住宅(2×4住宅)は耐火性能が高い

ツーバイフォー住宅とは、厚さ2インチ、幅4インチ(1インチ=約2.54センチ)の木材を枠組みにして、合板を張り付けたパネルで壁や床などを造られる住宅を言います。
ツーバイフォー住宅は旧来の木造工法よりも耐火性能が高いため、大手損保各社は1999年から政府の認可を得て、ツーバイフォー住宅の火災保険料を改訂し、一般の木造住宅より3~6割程度安く設定していました。

住宅別火災保険料(例)
住宅種別 東京 名古屋 大阪
鉄筋コンクリート造り 11,800円 12,400円 12,400円
鉄骨スレート張り 17,600円 19,200円 19,200円
2x4など省令純耐火構造 17,600円 19,200円 19,200円
木造モルタル塗り 32,400円 34,000円 34,600円
木造木板張りなど 36,600円 37,00円 39,200円
(朝日新聞掲載データより)

ところが、契約時に住宅がツーバイフォー住宅なのかどうかを確認していない事例が頻発しています。損保会社がさらにお粗末なのは契約情報データにツーバイフォー住宅かどうかの区別がないのです。
これでは、損保会社側で契約者の住宅がツーバイフォー住宅かどうかわからず、保険料を取りすぎていたかどうかもわからないと言うわけです。

払いすぎた保険料を取り戻すには

ツーバイフォー住宅
ツーバイフォー住宅

損害保険会社側は、基本的には保険加入者の申告で保険条件などを変更できるとの立場です。つまり、加入者が問い合わせないと保険会社側が調べてくれることはありません。
ツーバイフォー住宅にお住まいの方は、まずは火災保険料証書をお調べ下さい。「耐火構造」などの記述がなければ割高の保険料を払っているかもしれません。気になることがあれば、保険会社に連絡しましょう。


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