日本GDP成長率4.8%に急進
2月15日内閣府は2006年10月~12月の国内総生産(GDP)を発表し、結果は下表の通り、前期に比べて大幅な上昇となりました。
この結果、為替相場では円が急進しています。ただ、この結果が日銀の2月金融政策決定会合で利上げは実施されるとは言い切れないところがあります。
内閣府発表10─12月期の国内総生産(GDP)
- 実質・前期比
- +1.2%
- 実質・年率換算
- +4.8%
- 名目・前期比
- +1.2%
- 名目・年率換算
- +5.0%
今回のGDP上昇の要因として前期の個人消費落ち込みの反動によるとも考えられます。今後のGDPが順調に伸びるかは微妙な所ではないでしょうか。
ただ、8四半期連続のプラス成長となったことは日銀にはプラス材料であることは確か、利上げ論者の勢いが増すことは間違いありません。