為替に影響するニュースは通貨当局による通貨政策関連だけではありません。テロ事件や通貨危機などの世界的な突発事件・事故・出来事も為替相場に影響することがあります。もちろん、経済指標の思わぬ好転、悪化も大きな引き金となります。
さらに、変動要因がはっきりしないのに大きく為替が動くこともあります、それは投機マネーが為替市場に入り市場関係者に理解しがたい動きをすることもあります。
いよいよ変動材料がなくなると金利差が考えられます。米国ＦＲＢによる公定歩合の引き上げなどです、ただ金利差は為替相場の変動要因としてはあまり大きくないので、相場の方向性としてはあまり長続きしないことが多いようです。
これまで、多くの要因で為替相場が動くと言いましたが、ファンダメンタルズを基本として、短期的な為替レートに大きな影響を及ぼす需給バランスなどに十分注意して相場研究を進めてください。